仮交際・真剣交際はサービスごとの呼び方

IBJでは、お見合い後に複数の相手と会える「プレ交際(仮交際)」から、一人に絞る「真剣交際」へ進む流れを案内しています。一方、オーネットは公式記事で「仮交際」「真剣交際」という設定はないと説明しています。naco-doの公式フローも「交際」「婚約」などの表現です。

したがって、検索結果で見た「仮交際なら何人まで」「真剣交際は何か月」という説明を、そのまま自分の契約へ当てはめることはできません。まず次の項目を会員ページ、規約、担当者への質問で確定します。

確認項目具体的に聞くこと記録する答え
段階名自分のサービスでは何と呼ぶか正式名称と開始条件
同時進行複数人と会えるか、人数上限はあるか可否・上限・相手への伝え方
新しい出会い申込み、紹介、検索を続けられるか停止する機能と時点
確定済みの予定成立済みのお見合い・デートをどうするか実施・取消し・費用
意思確認本人同士で話すか、担当者を通すか正式な申出先と成立通知
期間目安、上限、延長手続きはあるか起算日・期限・相談時期
成婚婚約、プロポーズ、退会のどこを指すか成婚料・退会日・支援終了日
終了誰へ、いつ、どの方法で伝えるか担当窓口・連絡禁止事項

二つの段階は「目的」で区別する

名称が違っても、結婚相談所の交際を「会って知る段階」と「一人に絞って生活を具体化する段階」に分けると、何を判断する時間かが見えます。ただし、次の表も一般的な整理であり、所属サービスの定義を上書きするものではありません。

段階の目的主に確かめることまだ決まっていないこと
会って知る段階
例:仮交際・プレ交際
安心して会えるか、連絡と予定の調整ができるか、もう少し時間を使って知りたいか独占交際、婚約、結婚する義務
一人と生活を具体化する段階
例:真剣交際
住まい、仕事、家計、家族、子ども、時期などを現実的に相談できるか婚約・婚姻の確定、あらゆる行為への包括的な同意
結婚意思を確定する段階
例:成婚・婚約
双方の結婚意思、プロポーズ、退会後の支援、結婚準備の開始条件サービスにより定義が異なるため契約確認が必要

最初の段階では「この人と結婚できるか」を短期間で断定するより、もう一度会う理由と確認したい点があるかを見ます。次の段階では、好意の強さだけでなく、違いを話し合い、現実的な選択肢を一緒に考えられるかを確かめます。

期間目安は締切ではなく相談の合図にする

IBJの公式フローには、仮交際を1〜1.5か月、真剣交際を1.5〜2か月程度とする目安が掲載されています。2026年2月版ガイドラインにも、お見合いから交際全体を約3か月とする目安があります。しかし、これはIBJの活動モデルで、すべての相談所やすべての人に共通する期限ではありません。

期間だけで焦って進むと、未確認の不安を後回しにします。反対に、期限がないつもりで曖昧な関係を続けると、双方の時間を使います。所属サービスの目安が近づいたら、担当者へ「進みたい・確認が必要・終了したい」のどれかと、その理由を共有する合図にしてください。

真剣交際へ進む前の確認表

担当者から「そろそろどうですか」と聞かれても、その場で決める必要はありません。まず自分の意思を整理し、相手の意思は推測ではなく、サービスの手順に沿って確認します。

確認欄進む前に言葉にすること未確認なら
自分の意思他の出会いを止め、この人と結婚を考える話に時間を使いたいか不安と「失いたくない焦り」を分けて書く
相手の意思一人に絞る意味を双方が同じように理解しているか担当者経由で温度差を確認する
未解決事項結婚時期、居住地、仕事など、進む判断を変える論点はないか次回に話すテーマを一つ決める
事実の変更プロフィール掲載後に、婚姻・仕事・居住・家族状況等の重要な変更がないか自己判断で伏せず担当者へ相談する
手続き既存のお見合い、新規申込み、連絡方法がどう変わるか正式成立前に他の予定を独断で取消さない
次の計画いつ・何を・どの順に話し合うか進んだ後の最初の面談・デートを決める

「相手もそのつもりだろう」と先に友人や家族へ報告したり、正式な成立前に他の相手へ直接終了を告げたりしないでください。担当者間の確認を必要とするサービスでは、双方の申出がそろって初めて段階が変わります。

一度に全部決めず、生活への影響が大きい順に話す

真剣交際へ進む前後は、条件の一致数を採点する時間ではありません。違いが見つかった時に、理由を聞き、選択肢を一緒に考えられるかを見ます。相手だけに答えさせず、自分の現時点の考えと、変えられる範囲も伝えます。

テーマ最初に確認すること具体化する時期
結婚時期希望時期と急ぐ事情の有無親への報告・婚約・入籍の順番
仕事・住まい転勤、通勤、働き方、住みたい地域退職・転職を前提にせず複数案を比較
家計支出感覚、家計管理、返済の有無信頼と結婚意思に応じて収入・資産・負債を具体化
子ども希望の有無や分からない気持ちを尊重医療的な可能性を相手へ断定せず、必要なら専門家へ
家事・ケア得意不得意より、負担をどう見直すか仕事時間、育児、介護を含む現実的な分担
家族親への報告、同居希望、支援・帰省の考え二人の決定と家族の意見を聞く順番
健康・配慮生活や将来の選択に関わる配慮を話せるか開示の範囲と時期を担当者・専門家にも相談

質問の順番と話し方は婚活で確認したい結婚観で詳しく整理しています。病気、妊娠・出産、法律、税、在留資格、債務など専門判断が必要なテーマは、相手の希望や一般記事だけで結論を出さず、適切な専門窓口で確認します。

話し合いを5つの欄に分けて記録する

「価値観が合う・合わない」の二択にすると、小さな好みと生活を変える重大事項が混ざります。会話後に、論点を次の5欄へ置くと、次に何をするか決めやすくなります。

  1. 確認済み・合意:現時点で双方の考えと次の行動が一致した
  2. 未確認・次に話す:まだ聞いていない、説明が足りない
  3. 違うが調整可能:複数案や期限付きの試行を考えられる
  4. 違いを今は受け入れられない:我慢で進まず、終了も含めて判断する
  5. 専門確認が必要:医療・法律・税・契約等の正確な情報を得てから話す

記録例:「住む地域は未確認」「共働き希望は確認済み」「転勤時の対応は調整可能」「借入額と返済計画は具体化が必要」のように、一項目一行で書きます。相手を評価するメモではなく、二人が次に確認する作業を残します。

迷う時は「もう少し」ではなく次の確認を決める

進むか迷うこと自体は、直ちに相性が悪い意味ではありません。ただ「まだ分からない」とだけ伝えて期間を延ばしても、判断材料は増えません。所属サービスで認められる期間を確認し、次の一回で何を話し、いつ担当者へ返答するかを決めます。

  • 会うことは楽しみだが生活像が見えない:平日の過ごし方と仕事・住まいを話す
  • 好意はあるが会話が一方的:不安を一つ伝え、受け止め方を見る
  • 他の相手と比較して決められない:候補者同士ではなく、自分の結婚像との適合を整理する
  • 断ったら後悔しそう:失う怖さと、一人に向き合いたい意思を分ける
  • 違和感を説明できない:具体的に言われた言葉・行動・場面を担当者へ伝える

同時進行が認められていても、候補者の個人情報や比較内容を他の相手へ話しません。また、期限を延ばすために気持ちを強く見せたり、他の相手をけん制材料にしたりしないでください。

真剣交際でも同意と安全は別に確認する

一人に絞ることは、婚約、同居、性的な行為、金銭の共有、位置情報やパスワードの提供、家族への紹介などへの包括的な同意ではありません。交際段階が進んでも、一つひとつ双方が自由に同意・保留・拒否できます。

投資、暗号資産、副業、借入れ、保証人、送金、口座開設を「結婚するため」と急かされた場合は、関係の深さを理由に応じないでください。やり取りを保存し、担当者へ相談します。脅しや危険がある場合は110番、緊急でない警察相談は#9110、契約や支払いの相談は消費者ホットライン188を利用できます。詳しくは婚活の安全対策を確認してください。

違いが見つかった時は種類を分ける

違いを「相性」の一言で終わらせず、扱い方を分けます。休日の過ごし方のような好みは交代や別行動で調整できる場合があります。居住地や仕事は複数案と期限を作れます。一方、暴力、威圧、差別、金銭要求、境界線の無視は、歩み寄りで解決する前提にしません。

医療、法律、税、債務などは、どちらかが正しいと押し切らず、正確な事実を確認します。それでも自分にとって重要な条件を受け入れられないなら、好意があっても終了する判断はできます。

終了はサービス指定の経路で伝える

仮交際でも真剣交際でも、続けないと判断することはできます。結婚相談所では、担当者を通して交際終了を伝え、終了後の直接連絡を禁止する場合があります。本人へ先に連絡したり、長い説明で説得・反論の機会を作ったりせず、規約に沿って担当者へ意思と必要な事実を伝えます。

安全上の問題、プロフィールとの重大な不一致、規約違反がある場合は「合わなかった」だけで終わらせず、日時・言葉・行動・記録の有無を担当者へ共有します。具体的な連絡経路、予定の取消し、通常時の文面、安全時の離れ方は婚活の断り方・交際終了で確認できます。

確認した公式情報

段階名、同時進行、期間、禁止事項、終了方法、成婚の定義は、相談所・連盟・契約プランで異なります。この記事は判断項目を整理したもので、所属サービスの規約や担当者の案内に代わるものではありません。

よくある質問

仮交際は恋人として付き合っている状態ですか?

一般の恋愛でいう独占交際と同じとは限りません。複数の人と会いながら相性を確かめる段階を指すサービス例があります。名称ではなく、同時進行と連絡の規則を確認します。

仮交際では複数の人と会ってもよいですか?

認めるサービス例はありますが、共通ルールではありません。人数、新規申込み、確定済みのお見合い、期間を担当者へ確認し、他の候補者の情報を相手へ話さないでください。

真剣交際へ進むのは何回目のデートですか?

デート回数だけで決める共通基準はありません。一人に絞る意思が双方にあり、判断を変える重大な未確認事項とサービス上の手続きを確認して進みます。

真剣交際になれば結婚は決定ですか?

決定ではありません。結婚後の生活を具体的に話す段階として使われる例がありますが、婚約や婚姻の義務ではありません。「成婚」の定義も契約で確認します。

真剣交際を終了することはできますか?

続けられないと判断した場合は終了できます。担当者を通すなど指定手続きに従い、安全上の不安や規約違反があれば事実と記録を共有します。